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2011.6.3 発表者 手塚

ゼミお疲れ様でした!
第6回の報告です(^o^)/

第6回 日本人は勤勉ではない
1、「勤勉」←比較的最近生まれたイメージ
→いつ?どのような時代であったのか?

☆これを説明したのが、社会学者M.ヴェーバー
著書『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、通称『プロ倫』で、
・プロテスタントはカトリックに反抗し、聖書そのものよりもその中の精神を重視した。
・仕事は天から与えられたもので、一所懸命にこなさなければならない。
→この考えこそ「勤勉」といえる。

このような考えを持つプロテスタントが栄えたときに資本主義も発展。
よって「勤勉」は、近代、資本主義が台頭した時代に出てきたのである。

※そもそも資本主義とは、社会の構成員が資本家と労働者に二分化されること。
第4回に出てきた大家と住人の関係がこれによく当てはまっている。

しかし!プロ倫批判が出てくる。
☆社会学者R.ベラー
→日本の場合、プロテスタンティズムがあまり浸透していないにもかかわらず、資本主義が台頭している。
プロ倫の言っていることは当てはまらないじゃないか!

答え)たしかに日本にプロテスタンティズムは浸透していないが、勤勉をよしとする道徳・倫理観(儒教など)が明治以降台頭し、それにより資本主義も栄えていったのである。
プロ倫の言っていることと形は同じなので、間違ってない!

2、歴史的事実の捉え方
☆社会学者M.フーコー
・狂気とは?
近代→医者が判断=医者とともに誕生
前近代→悪魔にとりつかれた人
※悪い行いをすると悪魔にとりつかれるとされ、反面教師として人々に示すため社会から排除せず、構成員として入れていた。

このように、狂気は昔から医者が判断していたものではない。
★現代の倫理で判断するのでなく、その事実が生まれた場まで戻って考えることが必要!
系譜学

以上です!
宗教と社会の関係性について考えたことがなかったので、新しい発見がありとても面白かったです(^^)
また、現在の価値観で過去の事実を捉えるのでなく、過去に戻ってその事実の誕生を考えるという系譜学に興味がわきました!
前のデータに騙されない、の話に似ていますが、一元的な見方だけを信じるのでなく、ほかの角度から見た事実を知ることも大切だなと思いました。

ではでは、あさっての街歩き楽しみにしてます(^^♪

発表者 09sg1153 手塚桃子

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Comment

浅川達人

お疲れさまでした。今回も,まとめに苦労されたのではないかと思います。なにせ,M. Weberさんが登場してしまいましたから。

『プロ倫』は,これからも何度も引用されることになる著作です。「近代」という社会が,「前近代」とどのように異なるのか,それがなぜ登場し,どうして支配的になって行ったのか。これを当時,大胆にも分析したのが『プロ倫』です。「現代」という社会が,「近代」とどのように異なるのか,それがなぜ登場し,どうして支配的になっていったのかを,説明する「定説」が,今のところ「存在しない」ことを考えると,凄さの意味がわかると思います(むろん,再帰的近代:ギデンズ,リスク社会:ベック,リキッドソサイエティ:バウマン,希望格差社会:山田,などなど,いろいろ言われてはいますが)

フーコーの系譜学も,私の説明が悪く,わかりにくかったかもしれません。現在ある姿から過去を眺めるのではなく,そのことが発生した時点から眺めてみるという試みなのですが,実際に例を複数挙げながら説明しないと,なかなか伝わらないと実感しました。これからも,おそらく何度か取り上げると思いますので,今回わからなかった方も,これに懲りず,お付き合いください。
  • URL
  • 2011/06/04 14:49

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